ヘアメイクになるはずが東京出店を任され…Fen hair ici 越野由祐さんの新店長・上京物語

2018.05.31

 

いつか東京に! それはいつの時代も変わらぬ、美容師の夢のカタチのひとつでしょう。今回お届けするのは、ある女性美容師の上京物語。フリーランスのヘアメイクになって名古屋から東京に行く予定が、突如所属サロンの東京店立ち上げ店長を任された、Fen hair ici 越野由祐(こしのゆい)さんのお話です。

 

サロンを立ち上げる。それはフリーランスとして頑張るのとはまた異なる大変さと、面白さが詰まっているはず。オープン2年目を迎えた越野さんに、上京時からの想いとエピソードを振り返っていただきます。

 


 

フリーのヘアメイクとして独立するはずが!?

 

そろそろ次のステップに行こうかな。そう考えはじめたのは、新卒で入社した名古屋のHAIR ICIで6、7年勤めたくらいのころでした。26、7歳になり、ちょうど将来のことを考える時期だったんだと思います。

 

いつかは行きたいと思っていた東京に行く。

 

それまでのヘアメイク活動を通して、多くはないけれど東京で活躍する人たちとのつながりもできていました。東京でヘア&メイクアップアーティストとして独立する! そう決心して、会社に伝えたんです。ところがちょうど同じタイミングで、会社も東京出店に挑戦したいと考えていて。それなら、と東京に出す新店の店長を打診されました。

 

正直、とても迷いました。自分が「店長」という役職に就くイメージなんて、それまで一度も持ったことがなかったですから。同じ東京に行くにしても1人でやるのと、スタッフを抱えてサロンを切り盛りするのでは全く違いますもんね。

 

「ここだ!」と思える出店場所と、物件を探して

 

 

うちの会社は店長になるスタッフに出店場所、名前、コンセプトを任せています。3ヵ月くらい悩んだ結果、思い描いていた上京の仕方とは異なるけれど、そういう経験をしてみるのもいいなと思い店長を引き受けることに決めました。

 

それからは出店準備に奔走。サロンワークの傍ら毎月東京に行き、物件を探しはじめました。こだわったのは広さと、路面の物件であること。あと名古屋のHAIR ICIはどの店舗も地元の他業種クリエイターの方たちとのつながりが強く、一緒にイベントなどを行うことが多かったんですね。東京の中でも、そういったことができそうな雰囲気の土地を探そうと考えていました。

 

そんな中、スタッフの知り合いを訪ねて行った中目黒で、「あ、この街だ!」と。

 

中目黒は複合施設などの大きい建物がない代わりに、小さいけれど長く続いているおもしろいショップが多い。私が思い描いているイメージにフィットする土地だと感じたのです。

 

中目黒の中でいろいろ探して決めたこの物件は、メインエリアからは少し外れた場所です。でも欲しかった広さも、路面であるという条件にも叶っています。なにせ東京では全く知られていないお店、飛び込みのお客さまはほぼ期待できません。これからお客さまになってくださる方は、何かの情報でサロンを知ったり、紹介されたりして、うちを目指してわざわざきてくださる方が多いと思うと、立地はネックに感じませんでした。

 

今は名古屋出身のお客さまや、中目黒近隣で働く方たちを中心に来店いただいています。集客に向けてお客さまハントもしましたが、物件探しや準備のために中目黒に通っている間に、いろんなショップに顔を出し、つながりをつくっておいたのも大きかったです。ショップの方がきてくださったり、お客さまを紹介してくださったりして、縁をつないでいただいています。

 

>働くみんなの、ホームになるサロンに!

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング

Social request/QJ DAILY 公式SNS