前向きアシスタントがスタイリストデビュー! お客さまから人気の理由とは?

2019.02.15

 

池袋の美容室Sola by littleのスタイリストKENさんは、アシスタント時代からお客さまから厚い支持を受けている人気美容師さんです。

 

都内のサロンで2年アシスタントとしての経験を積み、現在の会社に入社して1年でデビューを果たしたKENさんですが、どのような努力をして人気スタイリストになったでしょうか。また、アシスタント時代からファンの多いKENさんに、お客さまと仲良くなる秘訣を伺いました。

 


 

「美容師ってかっこいい!」初めて思ったのは小学5年生のとき!

 

 

美容師になろうと初めて思ったのは、小学5年生のときです。初めて行った美容室で、担当してくれたのがスタイリストデビューしたての男性美容師さんで、とても一生懸命カットしているのを見て、かっこいいなと思いました。そのときは、漫画のキリヌキを持っていって「こんな風にしてください」ってお願いしたのですが、今思うと無茶な注文ですよね(笑)。

 

その後も同じ美容室に通っていて、高校1年生のときに、その美容師さんに「美容師になろうと思うんです」と話したんです。返ってきたのは「めちゃくちゃいい仕事だけど、めっちゃ辛いよ。好きじゃないと続かないけど、それでもやりたいならチャレンジしてみたら」という言葉。あのとき言われたことは、今になるとすごくよくわかります。

 

その美容師さんのところへはいまだに通っていて、僕がスタイリストになったあとも「仕事どう?」とか「調子どう?」とか気にかけてくれています。

 

美容学校卒業後に就職したサロンには2年間アシスタントとして勤めました。アシスタント指名をしてくれるお客さまもいましたし、美容師という仕事を楽しんでいるつもりだったのですが、自分でも気づかぬうちにストレスが溜まったのか、精神的に厳しい状態になってしまっていたんです。そんなときに、そのサロンからanemoneに入社した先輩に誘われて、会社を移りました。

 

今の会社に入社して大きく変わったのが労働環境です。例えば、練習は夜のみで、朝練がないんです。朝はエンジンがかかっていない人が多く、練習してもそんなに身が入らないので、その分ゆっくり休むことになっています。その代わり夜しっかり練習するのですが、アシスタントは閉店後も掃除などがあり、練習開始が22~23時になってしまうこともありますよね。

 

でも、今のサロンの場合は、ある程度片づけが終わるとスタイリストやほかのスタッフが作業を引き継いでくれて、20時~20時半には練習をはじめられる環境になっているんです。22時から練習を初めて終電で帰る…というのに比べると、体力を回復する時間があるのでぜんぜん違います。

 

当然体調面も健康になりましたし、何より「美容が好き」という仲間たちと技術を高められるのがうれしいんです。

 

スタイリストとアシスタントではまったく違う楽しさがある

 

 

現在の会社に入社した当時は、お店にはスタイリストが10人ほどいるのに対してアシスタントが僕を含めて2人しかいなかったんです。店全体が忙しいと、お客さまも待たされる時間が長く、ストレスに感じることがあると思うので、接客や気遣いで「この店よかったな」と思ってもらえるようには気を付けていましたね。

 

あとは、僕自身がしゃべるのが好きなので、積極的にお客さまに話しかけるというのは心がけていました。前の会社がアシスタント指名のある会社だったので、その環境のおかげもあってハングリーにできましたね。もちろん、中にはそういったコミュニケーションが嫌いなお客さまもいらっしゃいます。でも、顔を覚えてもらうためにも「嫌なんだな」で諦めずに、美容から雑談まで、いくつか話題を振ってみて、反応がいいものに対して深く話をするなど、お客さまとの共通点を見つける努力はしていました。

 

会話の引き出しを増やすためにネットニュースなどを読む際は、自分があまり興味のない記事でも「お客さまは興味があるかも」と触れるようにしています。あとはお客さまの読んでいる雑誌から話題を振ることが多いですね。長く手が止まっているページがあれば、話題にしてみます。

 

僕の場合は、入社して1年でスタイリストデビューしました。先程も少し触れましたが、アシスタントが少ない時期だったので、社長から直々に技術を教えてもらえたんです。技術を教えてもらうときも、営業中に手が空いたときも、とにかく先輩スタイリストの技術を“見て盗む”というのは意識していました。

 

アシスタントのときも楽しかったけれど、デビューしてみると、今までと別の仕事をしているような楽しさがあるというか、技術に対してのお客さまからのリアルな反応を感じられますね。

 

一番楽しいのは、やはりカットです。お客さまの「クセでいつも同じ場所がはねてしまう」とか「この部分がおさまらない」というお悩みを解消して、普段との違いを実感してくれたときが一番うれしいです。次に来店されたときに、「ぜんぜん違った」と言っていただけると、本当に励みになりますし、技術をお客さまに提供できるというのは、アシスタントとの大きな違いです。

 

あとは、アシスタントのときにはわからなかったスタイリストだからこその苦労もあるとようやくわかるようになりました(笑)。今までは、「お客さまが待っているのに、なんでそこに時間かけるんだろう」とイライラする気持ちもあったのですが、スタイリストになると、「ここは丁寧に時間をかけてやりたい」という技術者としてのこだわりが出てくるんですよね。それが、お客さまの満足感にもつながるんです。

 

ちなみに、Sola by litteleの場合は、アシスタントに対しては技術や教育だけでなく、個人的な悩みや不満を上のスタッフが汲み取りサポートするというシステムがあるんです。こうした機会も任されるようになってきたので、今後の目標は、お客さんをたくさん呼べる美容師になると同時に、社内でも支持されるような美容師なること。「あの人だったらついていきたい」「あの人だったら相談できる」とか「あいつなら信頼できる」など、上からも下からも信頼される美容師になりたいです。

 

プロフィール
Sola by little スタイリスト
KEN

東京ビューティーアート専門学校卒業。都内のヘアサロンでのアシスタントを経てSola by littleに入社。アシスタント時代から細やかな気遣いと爽やかなキャラクターで顧客から人気を集める。入社後1年でデビューを果たし、着実に売上を伸ばしている。

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