現在の給与は同期の3倍!? 若手理容師が「稼げる」と確信する理由

2018.11.05

 

銀座マツナガ東京店の技術者岩泉翔さんは、理容師としてキャリアをスタートし、27歳現在店舗No.2の売り上げで活躍中です。銀座マツナガ東京店は八重洲地下街にあるため、ビジネスマンのお客さんがひっきりなしに来店する立地です。こうした中で頭角を現した岩泉さんは、理容師は稼げると実感している若手理容師の一人。なぜ理容師は稼げるのか、その理由を伺いました。

 


 

「理容の時代が絶対くる!」そう言われて決めた理容師の道

 

実家が理容室と美容室をやっているため、もちろん美容師という道もあったのですが、理容関係の親戚から「絶対理容の時代がくるから!」という強い勧めで理容師としての道を選びました。

常にトレンドの先端をいく美容師も魅力的ですが、トレンドに沿った技術は年齢を重ねるにつれ、お客さんの年齢と離れて難しい部分もあります。そういう意味では、いつまでもお客さんと親身な関係で仕事を続けられる理容師になることを決めました。

マツナガに入社したきっかけは知人の勧めでした。地元にいるときはまったくわかりませんでしたが、入社してから「理容の時代がくる!」と言っていた親戚の言葉は本当だったと実感しています。それぞれの店舗はビジネス街に多く展開しているため新規客は絶えませんし、マツナガは客単価も高いんです。

 

地元の同期の約3倍!? 客単価を上げて稼げる理容師に

 

 

入社2年目の夏でデビューして現在7年目ですが、今、僕の売上はだいたい月125万円くらいで店舗で2番目。メニューはカットを中心にマッサージや白髪染め、パーマなど。土地柄ビジネスマンが多いためパーマは派手なものではなく、朝のセットが楽になるような目立たないものをすすめる場合が多いですね。

こうした中で僕自身が売り上げを伸ばすために取り組んでいるのは、カット以外のメニューをさりげなく紹介することです。ビジネスマンのお客さまは、気になるメニューがあっても自分から言わない方が多いので、そこをうまく引き出すようにしています。

 

僕の場合、カットラインを見る振りをしながら、お客さまの目線を追っていますね。例えば、メニュー表に3秒くらい目を留めていたらなにか気になるメニューがある場合が多い。そこで「こういうマッサージもあるんですよ」と一言添えると、「やってみようかな」となる人も多い。その日は時間がなくても、次の来店時に改めて紹介するのも効果的です。

 

地元の美容学校時代の同期と比べると、給与は彼らの3倍くらいは多くもらっていると思います。

ちなみに、店舗の売上目標を達成すると入社1年目でもきちんと賞金が分配されるんです。これはかなりモチベーションが上がりますよね。

実は、八重洲店に勤務している佐藤くんが今マツナガにいるのは僕の紹介なんです。彼は地元の美容学校の同期なのですが、僕が2年目でデビューしたとき、彼はまだアシスタントでした。当時すでに美容師の道に不安があるという話だったので、このままではもったいないと思ってマツナガへと誘いました。

 

理容室ならではの接客は、スピード感と“褒め”のテクニック

 

 

東京店のお客さまは、急いでいたり時間に限りがあるかたが圧倒的に多いんです。最初に仕上がり時間を必ず伝えて、絶対に遅れないようにしなければならないのは、ちょっと美容師と違うところですね。そのためには、技術力を磨きながらカットスピードを上げる練習も欠かせません。

 

また、社会的地位のあるお客さんも多い。会社の中では気が張り詰めているような方に対して、よく話を聞くようにしていますね。ビジネスマンって、立場が上に行けば行くほど、褒められることが減るんじゃないかと思っていて、「すごいですね」「さすがです」など必ず尊敬の言葉を口に出し、心地よく過ごしていただけるように心がけています。これが結構重要で、売上が上がらない理容師は、自分の話ばかりしている場合が多いですね。

 

今後は、後輩の教育にもさらに力を入れたいと思っています。マツナガでは3年目から後輩の指導が始まります。人に教えることで技術もさらに確かなものになるし、自信もつきます。あとは、まだまだ自分の売上も追求し続けていきたいです。200万円くらい売り上げている先輩もいるので、目標にしています。

独立がご法度とされる理容室・美容室が多い中、マツナガでは、将来独立を考えている人へのサポートもあります。例えば、独立するときはちゃんと自分のお客さまに伝えて、そのお客さんを連れていくことも認められているんです。お客さまの数が圧倒的に多い都内に複数店舗を展開しているため、お客さまの奪い合いが起こりにくいからこそ出来ることなんですよね。将来、理容師として独立を考えている人にもいいと思います。

 

給料がよくて稼げるというだけでなく、顔そりやエステなど幅広い技術が身につくのは理容師ならでは。お客さまは10代~80代まで本当に幅広い年代の方がいらっしゃるので、自分次第で今どきのスタイルもできるし、ベーシックスタイルにも挑戦できる。理容師は、自分次第で世界観を作れる仕事だと実感しています。

 

プロフィール
ヘアーサロン銀座マツナガ 東京店
技術者 岩泉翔

岩手県盛岡市出身。盛岡美容学校を卒業後、銀座マツナガに入社。2年目でデビューし、八重洲店を経て現在の東京店に。現在店舗で2番目の稼ぎ頭として活躍している。

 

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