こだわりのニットジュエリーをつくるデザイナーが、自分の髪には無頓着でいられる理由

2018.07.06

 

グリム童話に出てきそうな妖しいきのこや、鮮やかな色のへびいちごなどをモチーフとし、金属とニットを組み合わせたオリジナルのジュエリーを製作している小山京子(こやまきょうこ)さん。実家の茶屋「小山兼吉商店」の屋号を借りて、唯一無二の「ニットジュエリー」を展開しています。今回は、ショートカットが似合う小山さんと、美容師さんの関係について聞いてみました。

 


 

レジでの感動体験がきっかけで、ものづくりの世界にカムバック

 

専門学校を卒業後、最初に勤めたのは、お財布やハンドバックなどの革小物をつくる会社でした。でも、どうしても会社に馴染むことができず辞めてしまいまして…。次の仕事が決まる前に辞めてしまったため、食つなぐために飲食店でアルバイトをしていました。

 

あるとき、お客さまが会計のために取り出したお財布を見ると、それは自分が前の会社で企画したものだったんです。それまで自分が作ったものがどんなふうに使われているのか見たことがなかったので、心に響くものがありました。ものづくりへの情熱を取り戻し、もう一度、何かをつくりたいと強く思った瞬間です。

 

 

何をつくるか決めていなかったのですが、結果としてジュエリーをつくるようになったのは、「専門的な知識がなくてもできるかも」という軽い気持ちがきっかけでした(笑)。最初のころは市販のビーズなどのパーツを組み合わせて、ラブリーな雰囲気のジュエリーをつくっていたんです。でも、私は「モテ」とかそういうのがわからないので、どこかしっくりこなくて…。

 

その後、金属の勉強をして、デザインに組み込むことができるようになってから、全体の雰囲気が引き締まったように思います。金属は熱を加えることによって、好きなカタチにできるので、オリジナリティを出せるのがいいところ。そこにニットなどの異素材を組み合わせて、「ニットジュエリー」をつくっています。

 

図鑑で見た植物や昆虫のカタチを、ジュエリーに落とし込む

 

 

ジュエリーのデザインは、自然からインスパイアされたものが多いです。蜂やきのこ、へびいちごなど、モチーフとなるものを、図鑑などで見て、ジュエリーのかたちに落とし込んでいきます。もちろん、身に付けやすくなるようにデフォルメもしますが、蜂なら細い足や触覚、きのこなら裏のヒダヒダなどの細かい部分まで忠実に再現します。会社の中でやっていたら、ここまで徹底的にこだわれなかったでしょうね。絶対に反対されるようなことをしています(笑)。

 

 

ものづくりにはこだわりがあるものの、自分の髪型には無頓着で、清潔感くらいしか気にしていません。

髪の長さは小学生くらいのころからずっとショートです。短いほうが好きですし、自分でヘアアレンジをしたりできないから、スタイリングが簡単なほうが好きなんですよ。

 

 

かれこれ10年くらいお世話になっているのは、代々木八幡にある「日と木」という美容室の梅津さん。席に座ると、何も言わなくてもいい感じの髪型にしてくれます。大体、シャンプーしてから完成までにかかる時間は30分程度。カットが上手いだけではなく、速いところも魅力です。

 

>一度だけ浮気した美容室の○○が耐えられなかった

 

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